乳がん・良性乳腺疾患
これまでに培った数多くの
経験・実績を
乳がん・良性乳腺疾患の
診療に活かします。
下記のような症状がある場合、当院にご相談ください
乳がん・良性乳腺疾患でよくある症状
- 乳房のしこり
- 乳房の湿疹・ただれ
- 乳頭からの分泌物
- 乳房のひきつれ
- 乳房の腫れ、痛み、熱感
- 脇の下の腫れ・しこり・しびれ
乳がんのセルフチェック方法
ご自身でチェックする方法をご紹介します。検査を受けた後であればその時の状態があなたの正常な乳房ですので、
まずは正常な状態を把握するためにも検査をおすすめします。
鏡に映して
左右の乳房を観察する
鏡の前でまっすぐに立ち、
①両腕を下げた状態で乳房を観察します。
②両腕を挙げた状態で乳房を観察します。
正面だけでなく、側面や様々な角度から観察し、上記の「よくある症状」の他、左右の乳房の形や大きさに大きな差はないか確認ください。
乳頭を軽くつまみ、分泌物が出ないかも確認してください。
仰向けに寝転んだ
状態で乳房を触る
クッション等をチェックする側の乳房の肩甲骨の辺りに敷いた上に寝転びます。
片方ずつ腕を上げた状態で、乳房全体を外側から内側に円を描くように触れ、しこりがないかを確認ください。
その際には指先ではなく指の腹を使い、つままないように触ることが重要です。(つまむように触ると、正常な乳腺をしこりだと感じてしまいます。)
また、脇の下から乳房の外側、乳頭に向けて撫でるように触れることで、脇の下のリンパ腺が腫れていないかも確認できます。
- 乳がんの約半分は乳房の上外側(上半分の外側)に発生します。特に念入りに触れましょう
- 閉経前の方は乳房がやわらかくなる月経終了後1週間~10日の間がセルフチェックがしやすいです。
- バストケア+セルフチェックは毎日行う必要はありませんが乳がんが多い40歳代、50歳代の方は週に一回は行いましょう。
セルフチェックでよくわからない、
ご心配な際にはお気軽にご相談ください。
変化を見つけた場合には早めに
ご受診下さい。
乳がん以外の、乳腺・乳房でよくある症状の例
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乳腺症
月経周期によるホルモン分泌の変化、乳腺の加齢変化で起こるもので、しこりに触れるように感じる、痛みを感じることがありますが、乳腺症で乳がんのリスクが高まるものではありません。
ただし、乳がん検診がし難くなる場合が多いため、定期的な受診をおすすめします。 -
繊維腺腫
比較的若い女性に見られる、多くのしこりの原因です。
良性の腫瘍であり、がん化することは原則ありません。しかし、3cm以上に増大する場合は摘出が必要になることもあります。定期的な受診をおすすめします。 -
乳腺炎
授乳期に起こりやすい乳腺が細菌感染によって炎症を起こりやすい疾患です。
乳房の赤み、腫れ、痛み、高熱などがあらわれます。
積極的な母乳マッサージで改善する場合も多いですが、症状によっては抗生物質による治療が必要になることもあります。
乳腺疾患・乳がんの受診の流れ
まずは問診を行わせて頂き、視・触診で確認させて頂きます。その後、必要に応じて検査を行います。